
作成した MCP サーバー
Study_UnrealEditorMCP という名前で以下に配置してあります。
GitHub - self-taught-code-tokushima/Study_UnrealEditorMCP
現状はできることは ping というツールのみで、Unreal Editor と接続できることを確認することしかできません。
使い方
この MCP は Unreal Editor Plugin と、Python のMCP サーバーで構成されています。
Claude Desktop/VS Code/Claude Code
↓ (MCP プロトコル)
Python MCP Server (study-unrealeditormcp)
↓ (HTTP REST API)
Unreal Editor Plugin (UnrealEditorMCP)
↓
Unreal Engine 5 Editor
Unreal Editor Plugin
自分のプロジェクトにインストールする場合でなければ、リポジトリにある SampleProject は最初からこのプラグインを認識しているため、起動するだけで OK です。
自分のプロジェクトにインストールする場合
リポジトリルートにある Plugins/UnrealEditorMCP フォルダを自身のプロジェクトの Plugins に入れてください。
Python の MCP サーバー
この MCP サーバーは stdio タイプで実装されているため、例えば Claude Desktop / Claude Code であれば以下の設定で利用できます。
ただ、以下のサンプルはいずれも uv がローカルにインストールされている前提です。
Claude Desktop
Claude Desktop の設定ファイルに以下のような設定を追加します。
%APPDATA%\Roaming\Claude\claude_desktop_config.json
{ "mcpServers": { "study-ue_editor_mcp": { "command": "uvx", "args": ["--from", "git+https://github.com/self-taught-code-tokushima/Study_UnrealEditorMCP", "study-unrealeditormcp"], "env": {} },
Claude Code
claude mcp add -s project --transport stdio study-ue_editor_mcp -- uvx --from git+https://github.com/self-taught-code-tokushima/Study_UnrealEditorMCP study-unrealeditormcp
出力例
Claude Code の例です。
❯ study-ue_editor_mcp MCP のステータスを確認して
● study-ue_editor_mcp
MCPのステータスを確認します。まず、pingツールをロードしてから実行します。
● MCPSearch(Search MCP tools: "select:mcp__study-ue_editor_mcp__ping")
⎿ Found 1 tool
● pingツールがロードされました。これでUnreal Engineとの接続状態を確認します。
⎿ {
"result": {
"success": true,
… +3 lines (ctrl+o to expand)
● study-ue_editor_mcp MCPサーバーは正常に動作しています。
ステータス確認結果:
- 接続状態: 成功 ✓
- 応答メッセージ: "pong"
Unreal Engineとの接続が確立されており、MCPサーバーは正常に稼働しています。
学習用のサンプルとしての MCP サーバー
上記の通り、この MCP サーバーには実質 Unreal Editor を操作する機能はありません。
また、多くの LLM との連携機能を求めるのであれば、すでに多くの Unreal Editor 用の MCP サーバーやプラグインが有償・無償で多く出ていますのでそちらを使えばいいでしょう。
つまり、この MCP サーバーは学生が Unreal Editor 用の MCP サーバーの仕組みを知るための初歩のサンプルになっています。
構成
他の Unreal Editor の MCP サーバーの構成例
Unreal Editor の Plugin との連携で動く MCP サーバーは 2025 年に多く発表されました。いくつかパターンがあります。
まず、Unreal Editor 側から操作用の API を公開するのは以下のようなものが見られます。
- Unreal Editor Plugin 側は Socket を使って API を公開
- Unreal Editor Plugin 側は HTTPServerModule を使って API を公開し
- Unreal の RemoteControl API 使う
- できることは制限される
さらに多くの場合は、その前段に Claude や VS Code などにツールを公開するための MCP サーバーを Python や Node で作成し配置しています。一部、直接 CLI 系の Agent を実行するという ACP (Agent Client Protocol) のような使い方をしているケースもありました。
もちろん、Unreal Editor の Plugin として直接 SSE や HTTP の MCP サーバーとして公開することもできると思いますが、現状はライブラリもありませんし、そのせいもあって、作りやすい Python や Node の MCP サーバーを前段に置いているのだと思います。私は有償のプラグインは購入していないので、他のパターンがある可能性は十分にあるとおもいます。
Unity では UnityNaturalMCP は直接接続できる MCP サーバーを Unity の Plugin として実装しています。
今回採用した構成
Claude Desktop/VS Code/Claude Code
↓ (MCP プロトコル)
Python MCP Server (study-unrealeditormcp)
↓ (HTTP REST API)
Unreal Editor Plugin (UnrealEditorMCP)
↓
Unreal Engine 5 Editor
再掲になりますが、上記のような構成になっています。
- Unreal Editor Plugin は HTTPServerModule を使って HTTP の API を用意
- SSE はサポートしていないため、毎回のリクエスト・レスポンスにはなるが、初学者にもわかりやすい
- MCP サーバーは既存の実装の例も多い Python の
mcpパッケージを使って実装- 不明点が合った場合に、検索するにしろ、AI に質問するにしろ回答が得られやすい
- Claude Desktop 等から MCP サーバーへの接続は stdio 方式
- 複数接続等は考慮しないが、Claude Desktop からの接続も
mcp-remote等もいらないため失敗しにくい
- 複数接続等は考慮しないが、Claude Desktop からの接続も
できるだけ単純な構成にしたつもりではありますが、それでも JSON の扱い等はやはり行数が多くなってしまい、ここは私の Unreal C++ 力が足りていません。
学生にどう使ってもらいたいか
「MCP サーバーを使う」というのは、Unity や UE5 を学習する学生の中でも AI を活用していると自然と目に入ってくるようです。
ですが、Python や Node を別途 PC にインストールするのも慣れていないと大変ですし、できたとしても「MCP サーバーがうまく動作しない」という状況になると諦めてしまうことも多いようです。
Unity や UE5 のようなゲームエンジンは、ログもエディタ内に表示してくれますが、AI 系のアプリは AppData の奥にログファイルや設定ファイルがあったりで余計に分かりにくく足が遠のいてしまいます。
そういう人に、シンプルな構成の MCP サーバーを使って動作を試してもらいたいと思います。
仮に動作に失敗してもコードベースが小さいので、他の本格的な MCP サーバーよりは怖がらずに見れるのではないかと思います。